Appleは日本時間12月2日、「macOS 12.1」の第4のパブリックベータ版を登録者向けにリリースしました。
開発者向けのデベロッパーベータ版と同時リリースです。
新たにリリースされたベータ版
- macOS 12.1 beta 4 (21C5045a)
今回確認された新機能や変更点
MacRumorsによると、macOS Montereyがリリース後、一部のユーザーから、トラックパッドのジェスチャー「タップでクリック」が断続的に機能しなくなるという報告が出ていました。この問題は、トラックパッドを内蔵したM1 MacBook AirからMagic Trackpadを搭載したIntelベースのiMacまで、さまざまなMacで報告されていました。
Beta4へアップデート後、「タップでクリック」の問題が発生しなくなったという報告が出ています。
「タップでクリック」は「システム環境設定」にある「トラックパッド」の「ポイントとクリック」で設定できます。
「タップでクリック」を有効にすると1本指でタップが可能になります。
そのほか、リリースノートによると、SwiftUIの問題も改善されています。
macOS 12.1は年内に一般公開されると予想されています。
主要な新機能は、FaceTimeで通話しながら、友人や家族と一緒に、映画やテレビ番組を見たり、音楽を聴いたり、画面を共有したりすることができる「SharePlay」が搭載されます。SharePlayは、iOS15.1、iPadOS15.1、tvOS15.1ですでに利用可能です。
これまでに確認されている新機能
- iOS15.2/iPadOS 15.2/watchOS 8.3/tvOS 15.2 /macOS 12.1 Public Beta3
- iOS15.2/iPadOS 15.2/watchOS 8.3/tvOS 15.2 /macOS 12.1 Beta2
- iOS15.2/iPadOS 15.2/watchOS 8.3/tvOS 15.2/macOS 12.1 Beta1
- iOS15.1/iPadOS 15.1/watchOS 8.1/tvOS 15.1/macOS Monterey
iOS15/iPadOS 15/watchOS 8/tvOS 15については次をご覧ください。
パブリックベータについて
ユーザーは、Appleの用意する次のサイトからパブリックベータに登録できます。
Apple Beta Software Programに参加するには、無料のメンバー登録が必要です。
有効なApple IDを所有し、登録時にApple Beta Software Program契約に同意することで、だれでも参加できます。
続いて、使用しているデバイスを登録してパブリックベータにアクセスし、最新機能を試すことができます。「フィードバックアシスタント」Appを使ってAppleに直接フィードバックを送信することでもできます。
パブリックベータは現在、iOS15、iPadOS15、tvOS15、watchOS8、macOS Monterey 12でそれぞれ利用可能です。
Source:iOS & iPadOS Release Notes, macOS Release Notes, News – Apple Developer
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