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個人(脳性まひBC2)決勝 タイのワッチャラポン・ウォンサとの対戦でショットを決め、雄たけびを上げる杉村英孝。日本勢として初の金メダルを獲得した=有明体操競技場

 東京パラリンピック第9日の1日、ボッチャ個人の脳性まひBC2で杉村英孝(39)が決勝でタイ選手を破り、この競技で日本初の金メダルを獲得した。個人のメダルも初めて。杉村は前回大会でチームの2位に続く表彰台で、日本の「金」は今大会6個目。競泳は男子100m平泳ぎ(視覚障害SB11)で前回3位の木村敬一(30)が2位になり、3大会連続のメダル。

 陸上は男子走り幅跳び(義足・機能障害T64)で世界記録保持者のマルクス・レーム(33)=ドイツ=が8m18で3連覇。女子100m(車いすT54)は2018年平昌冬季大会アルペンスキーでメダル5個の村岡桃佳(24)が6位だった。

 車いすテニスは男子シングルスで国枝慎吾(37)が2大会ぶりに準決勝に進んだ。

男子100メートル平泳ぎ(視覚障害SB11)で2位になり、表彰式でメダルを手にする木村敬一=東京アクアティクスセンター