1日夕方、青森県野辺地町の住宅の軒下でこの家に住む90歳の男性が雪の中に埋もれているのが見つかり、その後死亡が確認されました。警察は、男性が雪下ろし中に屋根から転落したか屋根からの落雪に巻き込まれた可能性があるとみて調べています。
1日午後5時前、野辺地町助佐小路の住宅に1人で住む水喰敬太郎さん(90)と連絡が取れないと近くに住む親族から警察に連絡がありました。
駆けつけた警察官が住宅の軒下にあった雪を60センチほど掘り起こしたところ水喰さんが見つかりました。
水喰さんは心肺停止の状態だったということで、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、水喰さんの住宅の1階の屋根から2階の屋根にはしごがかけられていたほか、2階の屋根の上にはスコップがあったということです。
警察は水喰さんが屋根の雪下ろし中に転落したか屋根からの落雪に巻き込まれた可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
気象台の観測によりますと、野辺地町の1日午後5時時点の積雪は平年の4倍を超える67センチでした。