LGBTをはじめとしたセクシャルマイノリティの割合は10人に1人とも言われていますが、身近にいることを実感している人は少なくないようです。
fumumu取材班は詳しく話を聞いてみました。
①オフ会などで地元の友人と遭遇
「セクマイ関連のイベントやオフ会で地元の友人にバッタリ出会ってしまって、その瞬間にお互いがセクマイであった事を悟る…っていう事が、じつは身近でちょいちょい発生しています。
嘘みたいな出来事ですけど、セクマイ界ではそんなに珍しいことでもないんです。しかも30歳とか40歳とか、年を重ねて初めてセクマイ同士として再会するっていうパターンが多いんです。
セクマイって、親バレが怖いので地元ではカミングアウトしにくく、過疎化や少子高齢化が進む田舎では絶対に言い出せない。でも人口が少ない田舎の山奥で、同じ学校の同じクラスにセクマイの同級生がいたことを考えると、実際の数はすごいんだろうなって思います」(30年代・女性)
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②疑わしい悩みを耳にする
「セクシャルマイノリティっぽいかな? と思っても、異性の恋人がいたりするし、実際の数は少ないような気がする。決めつけはできないから、確信は得られません。
でも、言い出せないだけで数は多いのかもしれないとも思います。恋愛はしているけれど、『性欲を感じたことがなくて』というような悩みはよく耳にしますから。自覚している数か、潜在的な数かでも違うかもしれませんね」(20代・女性)