入国時の誓約違反で氏名初公表、待機期間1度も連絡応じず 厚労省
入国後の待機期間中に義務付けられている健康状態の報告などを一度も行わなかったとして、厚生労働省は日本人3人の氏名を初めて公表しました。
政府は海外からのすべての入国者に対し、誓約書を提出した上で▼14日間は自宅や宿泊施設で待機することや、▼スマートフォンのアプリなどで毎日、位置情報や体調を報告することを求めています。
厚労省はきのう、この誓約に違反したとして国内に住む日本人3人の氏名をホームページに公表しました。3人はいずれも空港の検疫では陰性でしたが、一度も健康状態の報告などを行わなかったということです。
誓約に違反したとして氏名が公表されるのは初めてで、厚労省は「誓約書に基づいて公表した。違反があれば引き続き感染防止策の徹底のため公表していく」としています。