【独自】“大規模センター”年齢引き下げず「18歳以上」のままで調整
政府は自衛隊が運営する新型コロナワクチン・大規模接種センターについて、対象年齢の引き下げを行わない方向で調整を進めていることがわかりました。
東京と大阪の自衛隊大規模接種センターで使用しているモデルナ製ワクチンについて、先週、厚生労働省の専門分科会は、公的な予防接種の対象年齢を「18歳以上」から「12歳以上」へ引き下げることを了承しました。これを受け、防衛省でも対象年齢について、検討が進められています。
しかし、複数の政府関係者によりますと、▼合計6万人分の新規予約が46分で定員に達するなど、現状でも需要が高いことや、▼保護者の同意確認など、子どもの接種を想定した準備が出来ていないことなどから、今後も18歳以上を対象とする方針で最終調整しているということです。