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今回の2日間の議会証言を通じて、FRBのパウエル議長は、よりタカ派(金融引締めを選好)にシフトした印象です。新たな変異株であるオミクロン株の懸念が漂う中でもインフレ対応を重視する考えを示唆したからです。米国債市場では短期金利は利上げを織り込む一方で、長期金利は景気鈍化懸念などを背景に利回りは低下傾向となるなど異なる反応が見られます。※本連載は、ピクテ投信投資顧問株式会社が提供するマーケット情報・ヘッドラインを転載したものです。