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ヨーロッパ 数か月でオミクロン株が感染事例の半分以上占めるか

 ヨーロッパ疾病予防管理センターは、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」が、今後数か月以内で、ヨーロッパでの感染事例の半分以上を占めるとの予測を示しました。

 ヨーロッパ疾病予防管理センターは2日、オミクロン株に関する新たなリスク評価を発表しました。その中で、オミクロン株はデルタ株よりも感染力が強い恐れがあり、その場合、今後数か月以内に、EU=ヨーロッパ連合の加盟国など30か国で、計算上では感染事例の半分以上を占めることになると発表しました。

 一方、現在EU加盟国などで報告されている感染事例は、いずれも無症状か軽症で、感染力などについてもわかっていないことが多いとしていて、対策としてワクチン未接種者の接種を優先するよう呼びかけています。