Twitterは7月30日、写真のトリミング処理などで複数のトラブルを抱えている[過去記事その1、その2]が、それを解決する手段としてトリミング・アルゴリズムの偏りを発見する報奨金付きコンテストを開催するそうだ。現在のトリミング処理では、暗い色よりも明るい肌を選択してしまったり、女性の脚と胸が顔よりも優先されるといった人種や性別的な偏りが出てしまっているとの指摘がある(Twitter公式ブログ、エントリーページ、The Register、Engadget、iPhone Mania)。
このためコンテストでは、画像のトリミング処理時のアルゴリズムに偏りが起きていないかを探すというもので、業界初の試みだとしている。報奨金は最高3500ドル(約38万円)。コンテストのエントリーは7月30日から2021年8月6日までとなっている。
| ITセクション
| アナウンス
| IT
|
関連ストーリー:
昨年 7 月の Twitter アカウント大規模侵害事件、新たな逮捕者が出る
2021年07月25日
Twitterの新機能フリート、採用から8か月で廃止が決定
2021年07月16日
Twitter、偽アカウントを認証済みアカウントに認定していた
2021年07月15日
ノルウェーでSNSの広告写真が加工されている場合、加工済と明記することが義務化
2021年07月09日
Twitter、明るい肌色優先が話題になった画像自動クロップで投稿者の選択肢を増やすなどの改善を計画
2020年10月06日
Twitterの画像自動クロップ表示機能、明るい肌色が優先されると話題に
2020年09月23日
リツイートによる写真の自動トリミングも同一性保持権の侵害に当たる。最高裁判決
2020年07月22日