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先日、原油高への対策として日本を含む各国が石油備蓄を放出したということが話題となったが、カナダではメープルシロップの戦略備蓄を放出したそうだ(CNN東京新聞)。

カナダのケベック・メープルシロップ生産者協会(QMSP)は、備蓄の半量に当たる約2万3000トンを放出するらしい。CNNの記事によると、QMSPは「メープルシロップのOPEC(石油輸出国機構)」とも呼ばれているそうで、これまでも価格や供給のコントロールを行ってきたそうだ。メープルシロップは暑くて短い夏が原因で生産量が少なくなっており、一方でコロナ禍の影響により家庭の需要は高まっていたことから供給がひっ迫していた。このためQMSPの備蓄を放出することとなったそうだ。

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