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<p>【巨人】秋広優人、今年の漢字は「初」新背番号「55」で「初安打、初本塁打、初の開幕1軍」</p><p>秋広優人、今年の漢字は「初」新背番号「55」で「初安打、初本塁打、初の開幕1軍」 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の秋広優人内野手(19)が2日、“プロ初本塁打”を新年の誓いに立てた。中学時代に所属した江戸川ボーイズを訪問し、バッティングマシンを寄贈。今季は日米通算507発の伝説的スラッガー・松井秀喜氏(4</p><p>7)が巨人で背負った「55」を背にグラウンドに立つ近未来の大砲候補は、今年の漢字に「初」を掲げ「初ホームランを打てるように頑張りたい」とプロ2年目の抱負を述べた。 背番号「68」を1年で卒業し、今季から「55」をまとう秋広が、決意を新たにした。今年の漢字を「初」としたため、「“初”安打、“初”本塁打、“初”の開幕1軍を目標に頑張りたい」。最もこだわりを示すのは本塁打。「初ホームランを打ちたい。キャンプからずっと1軍で試合に出られるように」と抱負を述べた。 準永久欠番ともいえる番号を背負うプレッシャーを力に変える。昨季は9月末に1軍デビュー。代打でのプロ初打席は左飛に倒れたが、規格外の体格や打球の威力が評価された。球団から伝えられた際は「大丈夫かなと、不安もあった」。計り知れない重圧がのしかかるはずだが「プレッシャーに負けているようじゃ1軍では通用しない。松井さんのように東京ドームでホームランをたくさん打ちたい。期待に応えるためにも、やってやろうという気持ちです」と覚悟を口にした。 準備は順調だ。オフはウェートトレーニングに加えて、体づくりのための「食トレ」に励んでおり、昨年は96キロだった体重が98キロに。短期間で2キロの増量に成功し「去年はキャンプで3~4キロほど落ちてしまったので、100キロでキャンプを迎えたい」。さらに、13日からは“中田塾”に合流予定。これまで3度打点王に輝いた中田から、「1軍の試合に出るために必要な技術や心構え、飛ばし方、スイングの強さを学びたい」と長距離砲の極意を吸収する考えを示した。 この日は中学時代に所属した江戸川ボーイズを訪問。OB戦の始球式に参加するなど、かつて一緒に汗を流した仲間と交流した。バッティングマシンを寄贈し「中学生の時にお世話になった方々に、『応援しているよ』と声をかけてもらえてうれしかった。これからも恩返しできるように、しっかり結果を残していきたい」と語った。 主に一塁と外野を守る秋広に待っているのは、し烈なレギュラー争い。原監督はレギュラーの“白紙化”を明言し「誰がレギュラーになってもおかしくない」と若手選手の奮起を促している。「自分が求められているのは、長打力だと思う。たくさん本塁打を打ってアピールして、いずれは55本打てるような選手になりたい」と秋広。勝負の2年目へ、身長2メートルの夢の逸材は強い覚悟を持って鍛錬を続けていく。(灰原 万由)</p>