中国車載電池大手のCATL(寧徳時代)は7月29日、オンライン発表イベントでナトリウムイオン電池(NIB)を発表した。2023年までに基本的な産業チェーンを形成、初の商用化を行うとしている。同社によるとNIBには低温耐性の高さ、急速充放電性能の高さ、環境適合性の高さという三つの特徴があるとしている。公開された第1世代NIBでは、重量エネルギー密度は160Wh/kgと3元系リチウムイオン電池(LIB)の240~270Wh/kg、同社の扱うリン酸鉄(LFP)系LIBが同180~200Wh/kgと比べると低いが、急速充放電性能と環境適合性の高さでそれを補えるとしている(日経クロステック、36Kr Japan、紀伊民報AGARA)。
NOBAX 曰く、
世界最大の電池メーカーである中国CATL(Contemporary Amperex Technology Co Ltd、寧徳時代新能源科技)は
NIBとLIBを並列に接続しEVに利用するため、2023年までに部材などのサプライチェーンを構築するとした。
リチウムは確保が困難なレアメタルであるのに比べて、ナトリウムは資源はほぼ無尽蔵と言われている。・ナトリウム金属が析出時に非常に活性であるため発火事故につながりやすい
・電解液に有機溶媒系の材料を使用すること
などから安全性が低いと言われています。
CATLがどの程度、課題をクリアしたのかは不明で、
株価対策のアドバルーンの可能性も考えられます。
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