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若者のテレビ離れが進んでいると言われてきたが、その一つである民放テレビドラマのネット配信には需要はあるそうだ。とくに若者向け番組の配信のCM枠に関しては枠が足らないほど好況な局もあるという(デイリー新潮)。

民放スポンサーは旧来の視聴率は無視され、購買意欲の高い「コア層」と呼ばれる13歳~49歳の男女の個人視聴率の「コア視聴率」が重視されるようになったことが一因にあるようだ。一方で旧来型の世帯平均視聴率は高いものの、購買力の高いコア視聴率が低い番組は整理したいとする現場の声もあるようだ。しかし簡単にはいかない事情もあるようだ(東スポ)。

あるAnonymous Coward 曰く、

キー局には社外秘のAVOD(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)のランキング(広告を視聴することで番組も視聴できるビデオ・オン・デマンド・サービス、つまり無料で見ることのできるネット配信番組の視聴ランキング)があり、この順位が地上波の順位とはまるで違い、ランキング上位はいずれもドラマ、それも若者向けの“恋バナ”ばかりで、故にドラマ配信向けに広告が集まるようになったとするのが、デイリー新潮記事の趣旨。

具体的には配信の順位では、地上波トップ3の『ドクターX』は5位、『日本沈没」は6位に過ぎず、1位は吉高由里子の『最愛』(TBS)、2位は杉咲花の『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日テレ)、3位は清野菜名の『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS)、4位が西島秀俊の『真犯人フラグ』(日テレ)との事。

本当か知らんけど。

とすればキー局は嬉しいだろうけど、系列局には厳しいだろうなぁ。

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