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【速報】自民・泉田議員「裏金要求」音声公開 星野県議は否定「作り話だ」

 自民党の泉田裕彦衆院議員が10月の衆議院選挙で新潟県連の元会長から裏金を要求されたと主張していた問題。3日午後、泉田議員側はその証拠とする音声を公開しました。

新潟県 星野伊佐夫県議
 「2000万や3000万、出すのをもったいながったら、人生終わるよ。そこなんだよ」

 泉田議員によりますと、声の主は新潟県の星野伊佐夫県議。県連の会長も務めた「新潟県政の重鎮」で、今年9月、衆院選に絡み裏金を要求された際のものだと泉田氏は主張しています。

泉田裕彦氏
 「違法行為にならないようにようにしないと・・・」

新潟県 星野伊佐夫県議
 「そんなものはね、良いですか、はっきり言うよ。言葉の問題だけであって、実際はそんなもの気にしている候補者なんて一人もいないからね」

泉田裕彦氏
 「(裏金問題が)広島であったでしょう」

新潟県 星野伊佐夫県議
 「そんなこと言ったらキリがないから、そんな話は表面の話なの。そういう世界なの」

 星野県議は、選挙区内の地域ごとに信用できる人物に金を渡すよう指南したといいます。

 渦中の星野県議は、新潟県内で会見を開きました。

新潟県 星野伊佐夫県議
 「おそらく、これは泉田さんが私に対して、『選挙というのは一体いくらくらい、かかるんでしょうか』と聞かれたと思う。で、私はいつも言うんです。2・3千万円、3・4千万円とか、かかるんじゃないの、選挙というのは。これは表の金ですよ、裏金の話じゃないですよ」

 星野県議は裏金の要求については再び完全否定したうえで、「作り話、作文」などと主張しました。