headless 曰く、
米国家運輸安全委員会 (NHTSA) が Tesla に対し、同社の運転支援システムがどのように緊急車両を検出・対応するのかなどの説明を含む資料の提出を 8 月 31 日付の書面 (PDF) で要請した (Ars Technica の記事、 AP News の記事)。
Tesla 車では運転支援機能 (オートパイロットまたはトラフィックアウェアクルーズコントロール) が有効な状態で緊急車両に衝突する事故が 2018 年 1 月から 2021 年 7 月までに 11 件発生しており、 NHTSA は 8 月に正式な調査を開始した。
今回の要請では緊急車両の検出・対応方針に関する説明のほか、既に提出済みの資料を含む事故資料の (再) 提出または特定、顧客に説明している運転支援システムが想定する利用環境、システム更新の提供が可能だと判断する要件などの資料提出を求めている。
緊急車両の検出・対応方針については、事故現場の検出方法やその方法に対する低照度時の影響、検出時のシステムの挙動を含め、道路の内外に停止している緊急車両の検出や事故現場での対応を説明する必要がある。提出期限は 10 月 22 日となっている。
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