政府は3日、令和4年度予算編成の基本方針を閣議決定し、「危機に対する財政支出は躊躇(ちゅうちょ)なく行う」と明記して財政健全化よりも新型コロナウイルス禍からの景気回復を最優先する考えを前面に出した。一方、財務省の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)も同日、4年度予算編成に向けた建議(提言)を出し、コロナ対応で膨らんだ追加歳出を「戦後最大の例外」と訴え徹底抗戦する構えだ。予算編成の基本方針は、岸田文雄首相のこれまでの主張通り「経済あっての財政であり 全文
産経新聞 12月03日 20時08分
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