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静岡県熱海市の伊豆山地区に深刻な被害をもたらした大規模な土石流は発生から3日で1か月です。土石流は最初の通報から少なくともおよそ2時間にわたり繰り返し住宅地に押し寄せていたことが、消防の記録やNHKが入手した動画などから新たに分かりました。熱海市は最初の通報から30分ほど後に、大雨警戒レベルの中で最も高い「緊急安全確保」を出しましたが、NHKが被災者を対象に行ったアンケートでは、回答した人の8割が当時は認識していなかったと答えていて、市は一連の対応を検証したいとしています。