「Apple Watch Series 7」 はデザイン刷新も現行バンドとの互換性を維持するとこれまで報じられてきたが、すこし雲行きが怪しくなってきた。
米Android系メディアAndroid PoliceのMax Weinbach氏は、「Apple Watch Series 7」 はこれまでのApple Watchと互換性がない可能性があるとのこと。Apple Storeの従業員から、40mm/44mmのバンドがほとんど入荷していないことを聞いたという。
Fwiw I’ve heard from an Apple store employee that they’re not getting anymore 40/44mm bands in and expect the new Apple watch to use different bands that won’t be compatible with old watches https://t.co/BY9D8WQLFf
— Max Weinbach (@MaxWinebach) September 2, 2021
Apple Watch Series 7、現行バンドと互換性がない可能性あり
これについて米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏も、同様にApple Storeに40mm/44mmバンドが品不足になっている現状を伝えている。
Not sure this means that the new Watch can’t use old bands, but yes, stores are running low on current 40/44mm straps. Stock is also low for higher-capacity iPhones, and 8th-gen iPads. Apple is also pushing training of eSIM activation to retail staff ahead of the new phones. https://t.co/IKXcvV0XcS
— Mark Gurman (@markgurman) September 2, 2021
これだけで旧バンドとの互換性が失われると断定するにはやや早すぎるかもしれないが、昨今のApple製品は新型モデルが登場する直前に極端な品薄になることが多い。最近では大容量ストレージを搭載したiPhoneや、iPad(第8世代)の在庫が少なくなっている。これらは9月頃に新型モデルが投入されると噂されている。
現行バンドとの互換性をなくしてしまうと、「Apple Watch Series 7」 では当然ながら過去のバンドを使用することができなくなる。以前の報告では、旧バンドとの互換性は維持されると伝えられていたことから過度に心配する必要はないだろうが、Apple Watchシリーズの愛好家からすればやや不安になる情報と言えるだろう。
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