《がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許をめぐり、ノーベル医学・生理学賞受賞者の本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授が、小野薬品工業(大阪市)を相手取り約262億円の支払いを求めた訴訟は2日午後、大阪地裁で本庶氏の本人尋問が行われた。本庶氏と小野薬側の代理人弁護士との間では、米メルク社から小野薬側が得た和解金200億円超の配分をめぐり、感情むき出しのやり取りが続いた》 --平成26年11月に京都大学で開かれた会合の時点で、配分の割合は意に沿う形ではなかったのではないか 本庶氏「何回も申し上げている通り。当初の契約通りの最低限の数字があって、そこから上乗せをしてほしいということだ。従来の配分額…