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こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。

配当金の積み増し狙いで9月は権利付最終日ギリギリまで狙っている株を見定めておりましたが、なかなか高値圏だったので、今回は諸々見送りました…

さて10月に入るやいなや今回は菱洋エレクトロ(8068)より配当通知が届きましたので、内容をご紹介致します。

菱洋エレクトロ(8068)の株価

菱洋エレクトロ(8068)、半導体やICTソリューションなどIoTに関連するあらゆる商材を扱うエレクトロ二クス商社です。

半導体の黎明期である1961年(昭和36年)に三菱電機の半導体販売商社として誕生して以来、60年の歴史を有する東証一部上場企業です。

RYOYO|菱洋エレクトロ株式会社
すべてを、つなげよう。技術で、発想で。菱洋エレクトロ株式会社は、トータルサービスカンパニーとして半導体・システム情報機器・エンベデッドの3つのコア事業を通じて、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。

さて菱洋エレクトロ(8068)の株価チェック、コロナ前後の推移を見るため以下2年チャートです。

菱洋エレクトロ(8068)2年チャート

コロナ前は2,000円強だった株価は一次1,600円程度まで下落しました。

しかしその後の回復は比較的早く、2021年初にはコロナショック時の倍以上となる3,600円超まで急上昇。

しかしその後は下降基調に転じ、コロナショック時以上では推移しているものの、2,400円前後でやや停滞モード…といった感じです。

菱洋エレクトロ(8068)の配当

2021年7月期の配当(中間)は1株あたり60円、特定口座・300株の私は税引前18,000円→税引後14,344円頂きました。

2021年1月期には会社設立60周年の記念配当が60円が期末に上積みされ、年間配当金が180円となりました。

当期の配当につきましては、中間配当金、期末配当金をそれぞれ普通配当60円とし、また、2021年2月を以て会社設立60周年を迎えたことに伴う記念配当60円を期末配当金に上乗せし、年間配当金は1株につき180円とさせていただく予定です。

https://www.ryoyo.co.jp/ir/message/dividend-policy/

また2022年度の配当については、『「純資産配当率(DOE):5%」を目安とする基本方針を継続し、年間配当金は1株につき120円(中間配当金、期末配当金はそれぞれ普通配当60円)』と発表されています。

配当利回りですが、2,313円計算で2021年は記念配当が含まれたので約7.8%、2022年は通常配当に戻って約5.2%、なかなかの高配当株ですね。

菱洋エレクトロ(8068)の株主優待

高配当株の菱洋エレクトロ(8068)、株主優待は無いのかなと思いきやありまして、以下の条件となります。

  • 10単元(1000株)以上保有
  • 当社株式を5単元(500株)以上かつ1年以上継続して保有

上記を充たした株主には、「ギフト商品(3,000円相当)」および「会員限定優待サービス」が付与されます。

会員限定優待サービスはリロクラブ提供のサービスで、トラベル/レジャー/ライフサポート/スポーツの各種優待が受けられるものとなっています。

RYOYO株主優待ClubOff/菱洋エレクトロクラブオフ

ジンセイ
ジンセイ

500株・1年以上または1,000株とハードルが高い割に、他社では100株とかで得られそうなレベルの配当なので、旨味は少ない感じですね。

まとめ:今現在は美味しい高配当株だが将来性は?

2021年は記念配当もあり1株180円=利回り7.8%とかなりの高配当株である菱洋エレクトロ(8068)、来期も120円予想で配当利回りは5%超を維持しています。

このレベルであれば長期保有して配当金を貰い続けたいなと思いますが、今後もこの配当水準を維持出来るか?という点がポイントになります。

https://irbank.net/E02685/dividend

一先ず配当性向ても、2016年以来配当性向が100%を超え続けており、長期・安定して現水準の配当を出し続けられるかという点には疑問符が付きます。

半導体業界で60年の歴史・実績は素晴らしいと思いますが、競争厳しい業界で今後安定した利益を上げ現水準の配当を維持出来るか…期待はしたいのですが現実はなかなか厳しそうだなあ…と感じる銘柄であります。

記念配当が出る今期〜120円維持予想の来期あたりで見極めたいところです。

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