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家電量販店に異変、正社員の休みが「年5日」増える社も 労働組合の〝30年ぶり秘策〟の裏側
およそ30年ぶりに「歴史の扉」が開かれた――。茨城県内の大型家電量販店では2022年4月から、正社員の所定休日が最低111日以上になる。ある社では、休みが一気に5日も増えるという。

実現の背景には、企業を超えた労働組合の連携があった。「労働協約の地域的拡張適用」といって、ある企業の「労働協約」を同じ地域の同種の労働者に一律適用する仕組みを利用した。その効力は組合のない企業にも及ぶ。

今年9月…