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 災害現場などに出動している消防職員らを後方支援するため、4月から東京消防庁で運用されている「トイレカー」が、7月3日に静岡県熱海市で発生した大規模土石流で、都外では初となる被災地派遣に赴いた。トイレカーとはトイレ機能に特化した車両のことで、災害現場での長時間に及ぶ活動や女性消防職員の増加を踏まえて導入された。熱海市の被災地では1週間にわたって活動し、救助作業に当たる職員らの支援に当たった。