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 環境省は、温暖化対策が進まず、世界の平均気温が18世紀の産業革命前から4度上昇したと仮定し、水害がどの程度ひどくなるか試算した。甚大な被害が出た令和元年の台風19号に当てはめると、規模がさらに発達し、阿武隈川(宮城、福島)や千曲川(長野)など8水系の最大流量が平均29%増加。支流の中小河川は氾濫の危険性がある箇所数が最大2・28倍になる。