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アナタの愛車も”旅仕様のクルマ”に早変わり!「コレだ!」と思うアイデアを盗み、自由気ままな旅に出かけよう!

 

イレクターパイプをフル活用した車内は狭さを感じさせず快適

サイドから見た車内。中央にはイレクターパイプを支柱にしたダイニングテーブルがある

【ベースカーDATA】
車種=ダイハツ・アトレー/グレード=カスタムターボRS“リミテッドSAⅢ”/走行距離=10万9000km/ボディのカラーリング=ブラックマイカメタリック、ボンネット:オレンジ(ラバースプレー)/搭載家電・装備=ソーラーパネル、テレビ、換気ファン、扇風機、電気毛布、デジタル温度計

 

ベッド展開時はテーブルをバラし、床板パーツをはめ込む。フロントシートを傾けてできたすき間にも床板パーツを入れることで、奥行1900mmの広さを確保することができた

 

ベッドのフレーム。脚底にはネジを回すと高さが微調整できるパーツを取りつけている

サイドのフレームにはメッシュパネルを固定し、ハンギング収納。また、11.6インチのテレビは好きな位置・角度に調整できるようになっている

 

ポータブル電源「suaoki PS5B」を搭載。フレームにバンドを巻きつけて固定している

 

【オーナーDATA】

田島輝久さん(54歳)、群馬県在住、DIY歴20年

製作期間/1カ月

製作費用/約13万円

ベッドサイズ/幅1200×奥行1900×高さ250mm(ベッド寝床から天井の高さ890mm)

ベッド寝床の素材/コンパネ(9mm厚)+ウレタンフォーム(60mm厚)+合皮生地

車中泊をするようになったきっかけ/「ニッポン城めぐり」という位置情報アプリにハマり、全国の城跡を巡るのが趣味になりました。遠い場所だと宿泊しなければならないので、節約するために車中泊仕様にカスタムしました(取材時は1745/3000城を制覇!)。

車内のカスタムテーマ/軽ワンボックスという狭い空間をいかすため、大人ふたりがくつろげて楽に就寝できることを優先した作りに。軽キャンパーの雑誌などを参考に構造を決め、ベースはすべてイレクターパイプで作り、バラせば元の状態に戻せるようにしています。

寝るときのスタイル/コールマンの3シーズンシュラフを1年中使っています。

夏・冬の対策方法/夏はスライドドアに取りつけた網戸と、パソコン用ファン3連で自作した換気ファンを回して換気。ファンはスピードコントローラーで無段階調整ができます。冬は電気毛布を使えば快適です。

思い出の旅ルート/四国での城跡巡りが思い出深いです。風景がなんとなくいいなぁと思い、走行中もとても楽しかったです。テレビを設置したことで、地方の番組を楽しめるようにしたのもよかったですね。

車中泊カスタムのアドバイス/大容量のポータブル電源を使っていますが、車中泊するなら導入をおすすめしたいですね。100Vコンセント、シガーライターソケット、USB出力など多用途に使えて非常に便利です。