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 東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女、莉子(りこ)ちゃん=同(3)=が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)の判決公判が2日、東京地裁で開かれた。下津健司裁判長は、事故原因が飯塚被告のペダルの踏み間違いだったと認定。「被告は自らの過失を否定する態度に終始しており、長期の実刑は免れない」として、禁錮5年(求刑禁錮7年)を言い渡した。