がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許をめぐり、平成30(2018)年にノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授が、製造販売元の小野薬品工業(大阪市)に約262億円の支払いを求めた訴訟の口頭弁論が2日、大阪地裁(谷有恒裁判長)で開かれた。出廷した本庶氏は「米製薬会社との訴訟で小野薬側が得た和解金の40%を支払うという社長の提案が、なかったことにされた」と訴えた。
がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許をめぐり、平成30(2018)年にノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授が、製造販売元の小野薬品工業(大阪市)に約262億円の支払いを求めた訴訟の口頭弁論が2日、大阪地裁(谷有恒裁判長)で開かれた。出廷した本庶氏は「米製薬会社との訴訟で小野薬側が得た和解金の40%を支払うという社長の提案が、なかったことにされた」と訴えた。