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中国・武漢市で1年3か月ぶりに市中感染確認 「デルタ株」拡大か

 世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大し都市封鎖などで感染を抑え込んでいた中国の武漢市で、およそ1年3か月ぶりに市中感染が確認されました。

 武漢市内のスーパーで撮影された写真。食料品が並ぶはずの棚はほぼ空っぽです。2日、新型コロナの新規感染者が無症状の5人を含め8人確認され、都市封鎖を恐れた市民が買いだめに走ったものとみられます。武漢市での感染確認はおよそ1年3か月ぶりです。

 中国では先月から「デルタ株」の感染が拡大していますが今回のタイプは不明で、市当局はおよそ1200万人の市民全員にPCR検査を行うということです。