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農場主のみなさん、狭いブドウ畑を管理する必要があるって?じゃあ、これどう?これは、ピニンファリーナがデザインした「ストラドル トラクター コンセプト」である。もちろん、フェラーリ、アルファ、ランチア、フィアットなどを数多く手がけたピニンファリーナのことだ。

もちろん、ピニンファリーナがクルマだけでなく、バイクもデザインしていることはご存知だろう。バイクはもちろん、電車も。サッカースタジアム。レーシングシミュレーター。コーヒーメーカーも。さらには、オリンピックの聖火も。そんなことを聞くと、突然、イタリアのトリノにある建設機械メーカーのニューホランド アグリカルチャー(New Holland Agriculture)のために四輪車をデザインすることが、それほど特別なことには見えなくなってくるものだ。

実際、シャンパンフルートのようなデザインにしたのは冗談ではなく、「シャンパーニュ、メドック、ブルゴーニュなどの高級ワイン生産地」を市場に想定しているから。これらの高級ワイン産地では、幅1.5メートル以下の非常に狭くて急な列を作ってブドウを栽培しているそうだ。

そこで、ピニンファリーナのデザインをご紹介しよう。シャンパンフルートをイメージしたコックピットは、ブドウ畑の様子を “格別”に見通すことができ、”自動車にインスパイアされた流麗でダイナミックなライン”が採用されている。アルファ ロメオ 6Cをデザインした会社であることを忘れてはならない、なめんなよ!

前方に配置されたキャブは、フレームの露出とともにダイナミックな印象を与えてくれる。しかし、V12エンジンを搭載したワイルドなスポーツトラクターを期待してはいけない。

ピニンファリーナのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるケビン ライスは、「マツダ」という小さな会社で「RX ビジョン」という比較的知られていないコンセプトモデルを手がけたことで知られている。彼はこう言った。「私たちは、90年以上にわたるカーデザインの経験から得たスキルを活かし、常に人間のパフォーマンスを中心に据えながら、ユニークで個性的なスタイルとトップレベルのパフォーマンスを組み合わせています」

ピニンファリーナが次にデザインすべきものについての提案は、以下のスペースにお願い。

=海外の反応=
「もしこの記事が、「カリフォルニアのEVトラクターメーカーが、2023年までに2万ドル以下の320km/hトラクターの販売を目指している」という内容で、同じレンダリング画像が添えられていたら、私は笑ってしまい、完全に本気だと思っただろう」
「ファーミングシミュレーター22にすぐにこれが欲しい!と思った」
「馬鹿げているように聞こえるかもしれないけど、私の夢の中ではこのようなトラクターが本当に欲しかったんだ」