政府の成長戦略会議は2日、秋の衆院解散・総選挙後に決定する追加経済対策の検討を事実上開始した。菅義偉首相から正式な編成指示はまだないが、政局の混迷が深まるのを横目に、総額30兆円ともいわれる補正予算の“争奪戦”に向け霞が関が動き出した形だ。