マッチングアプリで不正に取得したアカウント(利用権)を売春組織に販売したとして、岩手県警は3日までに、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で福岡市博多区の会社員石田晃一容疑者(39)を逮捕した。
県警によると、石田容疑者は少なくとも3年前から複数のマッチングアプリ上で計1万5千件超のアカウントを不正に取得。容疑者を売春組織と客をつなぐ「仲介役」とみており、アプリ悪用の実態解明を進める。
逮捕容疑は今年10月中旬ごろ、複数の携帯電話を使い性別や氏名を偽った利用者情報を入力してアカウントを不正に取得、第三者に販売した疑い。石田容疑者は今月3日付で起訴された。