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 【ワシントン共同】米労働省が2日発表した8月28日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万4千件減の34万件となり、昨年3月14日までの週以来、約1年5カ月ぶりの低水準となった。減少したのは2週ぶり。

 新型コロナウイルスワクチンの接種拡大と政府による巨額の財政支援策を背景にした経済活動再開で求人が活発化している中で、労働市場の改善が進んだことを示した。

 失業保険申請件数は雇用の先行指標とされる。給付を受け続けている失業保険受給者総数は8月21日までの週で前週より16万人減の274万8千人と、約1年5カ月ぶりの低水準となった。