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 ワクチンを2回接種した後は、大勢でお酒を飲んでもいいのか?旅行はいいのか?ワクチンの普及後にどう制限が緩和できるのか、政府のコロナ対策分科会が提言について議論しました。

西村経済再生相
 「ワクチンと検査を組み合わせたパッケージにつきましては、我が国としても準備をしていく必要があると」

 議論されたのは、「ワクチン・検査パッケージ」という考え方です。ワクチンの2回接種が済んでいる人や、検査で陰性となった人は、感染リスクが低いとみなし行動制限が緩和できるというもの。▽県境をまたぐ旅行や、▽全国から人があつまる大規模イベント、▽久しぶりに会う人が集まる大人数での会合も実施が可能か議論され、提言がまとまりました。

新型コロナ対策分科会 尾身茂会長
 「今からもうガードを下げていいのかというようなメッセージに絶対ならないように、注意してほしいというのがみんなの意見です」

 ある政府関係者は、提言は、総理官邸が強く専門家らに求めたものだと明かします。

政府関係者
 「官邸からは明るい見通しを出せと言われているが、専門家は暗い見通しがほとんどだ。でも選挙があるから、何としてもまとめろということだ」

 一方で、政府が検討を進めている「行程表=ロードマップ」では、緊急事態宣言が出ている地域でも感染対策をした飲食店であれば、酒の提供を認めることや、営業時間の制限を緩和することなどが盛り込まれています。

西村経済再生相
 「今後、緊急事態が解除された後にワクチン接種が進んだ段階でのご提案ということで受け止めているところであります」

 きょうの議論でも、専門家からは、医療崩壊が起きている段階で緩和の議論はすべきでないとの声が複数出ていて、政府が近く公表するロードマップも修正が迫られそうです。