東京都は、新型コロナウイルスの「抗体カクテル療法」について、都内の医療機関で1032人に投与したところ、約75%の患者の症状が改善したと発表しました。
「抗体カクテル療法」は、新型コロナウイルスの軽症患者などに使われていて、東京都によりますと、都内の147の医療機関で、1032人の治療に使ったところ、約75%の771人の患者の症状が改善したということです。死亡した人はいませんでした。
都は、重症化予防が期待できるとして、青山にある旧こどもの城のほか、旧築地市場跡地と調布の味の素スタジアム内に作る新たな「酸素・医療提供ステーション」でも抗体カクテル療法を受けられるようにします。