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2021年12月14日(火)~17日(金)に東京国際フォーラムで開催される、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「シーグラフアジア2021(SIGGRAPH Asia 2021)」運営事務局は、コンピュータ・アニメーション・フェスティバル(CAF)の優秀作品を発表した。CAFは、その年のもっとも優れた作品を世界中の学生作品からプロのプロジェクトまで幅広く募集し審査を経て上映するもの。

■受賞作品について

CAFは、501本のアニメーション作品の中から審査員によって選ばれた4本の受賞作品を決定した。今年は初めて「BEST STUDENT PROJECT」部門で同点となり、CAF受賞者上映では4本の受賞作品を発表した。また、業界を代表する国際審査員により、エレクトロニックシアター上映では上位16作品、アニメーションシアター上映では上位19作品が選ばれた。

CAFのチェアを務めるダン・サルト氏は、次のように述べている。「今年もアジアをはじめとする世界中のアーティストから、素晴らしい作品が集まりました。CAFの受賞作品をはじめ、エレクトロニックシアターとアニメーションシアターの上映作品は、信じられないほど多様で才能あるアーティストたちの最新の革新的な作品です。審査員の方々のご協力により、35本の短編アニメーションやコマーシャルなど、素晴らしいアニメーション作品がそろったので、東京会場とオンラインの両方でご覧いただけます。受賞者の皆様、そして作品を提供してくださった皆様、本当におめでとうございます」。

■アワード受賞プロジェクト概要

BEST IN SHOW:『Twenty Something』
ディレクター:Aphton Corbin
プロデューサー:Erik Langley
製作会社:Pixar Animation Studios
製作国:アメリカ

BEST STUDENT PROJECT:『Le Retour des Vagues』
ディレクター:Manon Cansell, Alejandra Guevara Cervera, Edward Kurchevsky, Francisco Moutinho de Magalhaes, Hortense Mariano
プロデューサー:Moira Marguin
学校:Gobelins, L’Ecole de L’Image
製作国:フランス
配給 Miyu Distribution

BEST STUDENT PROJECT:『Les larmes de la Seine』
監督:Yanis Belaid、Eliott Benard、Nicolas Mayeur、Etienne Moulin、Hadrien Pinot、Lisa Vicente、Philippine Singer、Alice Letailleur
プロデューサー:Carlos De Carvalho
学校:Pole 3D
製作国:フランス

JURY SPECIAL:『Only a Child』
監督:シモーネ・ジャンパオロ
プロデューサー:ガブリエラ・デ・ガーラ
制作会社:Amka Films アムカ・フィルムズ、RSIラジオテレヴィジョン・ズヴィッツェーラ、SRG SSR
製作国:イギリス,スイス