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 ホンダが高級スポーツカー「NSX」の生産を令和4年12月で終了する。決断の背景には、かつて進めた拡大路線の失敗で利益率が低迷する四輪事業の立て直しを急ぐとともに、2050(令和32)年に温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成するという大きな課題を抱えることがある。電動化などに対応するため、看板車種でも聖域なく淘汰(とうた)する動きが進む。