大阪堂島商品取引所のコメ先物取引が存続の危機にひんしている。期限付きの試験上場から常設の本上場への移行を申請しているが、所管する農林水産省は「現状では基準を満たしていない」という立場だ。取引量は過去最高水準に達しているものの、背景に生産者団体や自民党の思惑がからむ。5日の意見聴取の場で農水省側を説得できなければ、いまの試験上場期限の7日で廃止となる。
大阪堂島商品取引所のコメ先物取引が存続の危機にひんしている。期限付きの試験上場から常設の本上場への移行を申請しているが、所管する農林水産省は「現状では基準を満たしていない」という立場だ。取引量は過去最高水準に達しているものの、背景に生産者団体や自民党の思惑がからむ。5日の意見聴取の場で農水省側を説得できなければ、いまの試験上場期限の7日で廃止となる。