「世が世であれば……」名門の末裔などが不遇を嘆いて口にするこのセリフ。明治維新によって世の中が大きく変わる混乱の中で、既得権益を失った者たちのエピソードは、枚挙にいとまがありません。今回はそんな一人・松平義子(まつだいら よしこ)を紹介。いわゆる「いいとこのお嬢様」が、あれよあれよと転落していく人生は、人々の胸を痛めたと言います。いったい、どんな人生だったのでしょうか。没落華族の御家再興を期待されるも……松平義子は生年不詳、父の松平信安(のぶやす 全文
Japaaan 11月03日 09時44分
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