もっと詳しく

 感染力の強い新型コロナウイルスのデルタ株の広がりを受けて、全米最大の都市・ニューヨーク市では、レストランなどに入る際、ワクチン接種を受けた証明を示すよう義務付けられることになりました。

 ニューヨーク市のデブラシオ市長は3日の記者会見で、市内のレストランやスポーツジム、劇場など屋内の施設で、客に対し、少なくとも1回の接種を受けた証明を示すことを義務付けると発表しました。今月16日から運用を開始し、来月13日に全面的に施行します。接種記録を示すニューヨーク市独自のスマートフォン用アプリも開発したということです。

 市によると、こうした措置はアメリカでは初めてで、全米最大の人口を抱え、観光客も多いニューヨークの取り組みは、他にも影響を与えそうです。