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 衝突事故時に運転情報を記録する「イベント・データ・レコーダー(EDR)」。国土交通省は2022年7月、新型車から搭載を義務付ける。最大の目的は集めたデータをメーカーや地域を超えて広く共有し、車両の安全対策に役立てることにある。国交省は今回、搭載義務化に合わせてデータの記録項目を統一したが、EDRに記録したデータの読み出し方法までは標準化していない。読み出し方法まで標準化しないと、メーカーを超えてのデータ共有は容易ではない。