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河野行政大臣は3日、アストラゼネカ製のCOVID-19ワクチンについて、7月30日に緊急事態宣言が発令された東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県に優先的に配分することを発表した。河野大臣は8月と9月分として200万回分を確保したとしており、配送は16日から順次行うとしている。原則40歳以上でアストラゼネカのワクチン接種を希望する人もしくは国外でアストラゼネカワクチンの1回目接種を済ませている人が対象になるとしている(NHK読売新聞FNNプライムオンライン)。

中でも東京と沖縄の感染者数の増加ペースが速い。東京都では1週間平均の新規感染者数が3000人を超え、検査陽性率に関しても19.5%と高い数字に。感染者数の増加ペースを示す新規感染者数の前週比も214%とピークだった207%を超えた。沖縄では3日に感染者が過去最多となる467人だったと発表。琉球新報によると、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は、全国ワーストとなる170.68だった。続く東京都は161.05だったという。またうるま市の医療機関で患者と職員の合計140人が感染する大規模のクラスター発生が発生したことも報じられている(朝日新聞琉球新報NHK)。

政府はこうした感染急増地域では病床が逼迫しつつあることから、該当地域では自宅療養を基本とする方針を進めている模様。菅総理大臣は3日、医療関係団体の代表と会談し体制の整備に協力を求めたとしている(NHK読売新聞)。

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