ビオンテックCEO 新ワクチン「100日以内に販売可能」
世界各国で感染が広がる新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」。アメリカでも各地で感染が確認されるなか、一日のワクチン接種回数が220万回と高水準になったことがわかりました。
オミクロン株の感染はこれまでに世界の38の国と地域で確認されています。中米メキシコでは3日、新たな感染が確認されました。また、アメリカでも3日、新たに6州で少なくとも13人の感染が確認されています。
こうした中、アメリカでは2日、ワクチン接種が220万回と今年5月以降最も高い数字を記録したことがわかりました。アメリカメディアは、このうち100万回が「ブースター接種」だったと伝えています。
ビオンテック シャヒンCEO
「約100日で新しいワクチンを開発して販売できます」
ドイツ・ビオンテックのシャヒンCEOは3日、ファイザーと共同開発した新型コロナワクチンについて、「今後、『オミクロン株』に対応した新しいワクチンが必要になるだろう」と見解を示したうえで、すでに新たなワクチンの製造に着手していて、およそ100日で販売できるとしました。