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 岸田総理はオミクロン株が世界的に広がりを見せているとして、「限られた医療資源をオミクロン株に集中する」と訴えました。

 岸田総理は視察先の福島県で、オミクロン株について、“世界で感染が広がっている”と危機感を示し、入国者が待機する施設を2450室増やすなどとして、オミクロン株対策に集中すると訴えました。

岸田文雄首相
 「限られた医療資源を大きな問題になっているオミクロン株に集中させる。(専門家から)大変合理的な考え方であるとアドバイスもいただいたので、そういう対策をとっている」

 政府はオミクロン株が確認されていない国・地域からの入国者については、4日午前0時以降、ワクチンの接種済みを条件に3日間の「停留」措置から14日間の自宅待機に切り替えるなどの水際対策の見直しを行っています。

 また、岸田総理が年内の実現を目指しているバイデン大統領との首脳会談のためのアメリカ訪問については、「調整を続けている」などと述べるにとどめています。