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【速報】11年前の神戸市の殺人事件で当時17歳少年だった男逮捕 兵庫県警が会見

更新:2021/08/04 21:07

 2010年10月、神戸市北区の路上で私立高校2年の堤将太さん(当時16歳)が刺殺された事件で、兵庫県警は殺人の疑いで当時17歳の少年だった愛知県に住む28歳の男を逮捕しました。

 堤さんは当時交際していた少女とともにいたところを、突然刃物を持った男に襲われて、首や胸に致命傷を負って死亡しました。

 兵庫県警は8月4日午後8時半から開いた会見で、事件の容疑者として愛知県西春日井郡に住む当時17歳の28歳の男を逮捕したと発表しました。男は2010年10月、神戸市北区筑紫が丘の路上で、堤さんに対して刃物を突き付け、体を突き刺すなどして殺害した疑いがもたれていて、8月4日に愛知県警小牧警察署で逮捕されたということです。

 事件から約11年が経ち、未解決事件が一転大きく動き出しましたが、これまで警察庁は300万円の公的懸賞金を出すとして情報提供を呼び掛けていました。

 今回の逮捕を受けて、堤将太さんの家族は以下のようにコメントを出しました。

 【家族一同名義のコメント 8月4日】
 「本日、容疑者逮捕の連絡を受けました。連絡を受け、『本当なのか』と驚くとともに、これまで情報提供を求める活動を重ねてきた思いもあいまって、涙がこみ上げてきました。警察の捜査には、大変感謝しております。現在、私達に出来ることは、静かに冥福を祈ることです」

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