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 山梨県内の人気の観光エリアをテーマパークのように気軽に巡回しやすくするための実証事業が、11月中の休日限定でスタートした。景勝地やワイナリーなど人気の観光資源が集まる甲府市と峡東3市(山梨市・笛吹市・甲州市)一帯を「シンゲンランド」と名付け、ICT(情報通信技術)を活用した交通サービス「MaaS」(Mobility as a Service)として、バスやタクシーで各観光地をシームレスにつなぐ移動手段を構築した。紅葉で知られる昇仙峡エリアでは、渓谷沿いの公道を走る車いす型の新型モビリティを国内で初めて導入し、マイカーなしで楽しめる観光スタイルを充実させたい考えだ。