【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比278.24ドル高の3万5116.40ドルで取引を終えた。米景気の先行きに対して楽観的な見方が広がり、買いが優勢となった。
取引開始直後は新型コロナウイルス変異株による感染再拡大を懸念した売りが先行。米商務省が発表した6月の製造業受注高が市場予想を上回ったことをきっかけに投資家心理が改善し、プラス圏に浮上した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、80.23ポイント高の1万4761.30。
個別銘柄では、ITのIBMや医薬品のアムジェンの上昇が目立った。