シッティングバレーボールは足などに障害がある選手が1チーム6人で行う競技で、一般のバレーボールよりも小さいコートで座った状態でプレーします。
世界ランキング11位の日本は、出場8チームが4チームずつに分かれて総当たりで対戦した予選リーグで3連敗となって、7位と8位を決める順位決定戦に回りました。
日本はもう一方のグループで最下位だった世界8位のルワンダと対戦し、第1セット、ルワンダの力強いスパイクに押されて19対25で落としました。
第2セットは今大会、ピンチサーバーとしての活躍が続く田中ゆかり選手が要所でサービスエースを決めたほか、エースの小方心緒吏選手の鋭いスパイクで長いラリーを制する場面もありましたが、高さのある相手にブロックの上から攻撃されてポイントを奪われ21対25で落としました。
第3セットはチームで強化してきたサーブが光り、竹井幸智恵選手と小方選手がそれぞれ連続エースを奪うなどして一時は逆転したものの22対25で落としました。
日本は、セットカウント0対3で敗れて8位で大会を終えました。