総務省が4日発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年1月1日時点の外国人を含む総人口は1億2665万4244人で、前年を48万3789人(0.38%)下回った。外国人も集計に含めた2013年以降、1年間の減少数、減少率とも最大となった。日本人の減少に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で入国者が大幅に減り、外国人住民が7年ぶりにマイナスに転じたことが要因。
都道府県別に見ると、42道府県で人口が減少し、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と沖縄の5都県で増加した。ただ東京都への集中ペースが鈍化する一方、近隣3県は増えている。