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東京パラリンピック、ボッチャペアの障害が最も重いクラスの準決勝で、日本は、世界ランキング1位のギリシャに5対1で勝って、初めての決勝進出を決めました。これで日本の銀メダル以上が確定し、この種目で初めてのメダル獲得が決まりました。

ボッチャは脳性まひなど、重い障害がある人のために考案された競技で赤と青のボールを投げ合って白い的球、ジャックボールにどれだけ多く近づけられるかを競います。

4日は東京・江東区の有明体操競技場でボッチャペアの障害が最も重いクラスの準決勝が行われ、世界ランキング7位の日本は世界1位のギリシャと対戦しました。

このクラスではランプと呼ばれるボールを転がす器具が使われ、第1エンドは田中恵子選手がジャックボールにぴたりとつけるなど日本は精度の高いボールが続き3対0と先制しました。

第2エンドと第3エンドではお互い1点ずつを奪うと最終の第4エンドでは、河本圭亮選手がジャックボールに寄せたボールが得点につながり、日本は5対1で勝って初めての決勝進出を決めました。

これで日本は銀メダル以上が確定し、この種目で初めてのメダル獲得が決まりました。

日本は4日夕方に行われる決勝で世界4位の韓国と対戦します。