【ニューヨーク共同】米アップルの株式時価総額が3日、米企業で初めて3兆ドル(約345兆円)の大台を超えた。主力製品iPhoneの販売が好調なほか、アプリ市場や音楽配信などのサービス部門も伸びており、社会のデジタル化を背景に投資家の成長期待が継続している。金融緩和政策により米株式市場全体が上昇傾向という環境も後押しし、2兆ドル突破からわずか約1年4カ月で時価総額は1.5倍に膨らんだ。
東京証券取引所1部上場企業の合計約730兆円の半分近くに及ぶ。
米企業の時価総額上位はIT企業が独占しており、2位がマイクロソフト、3位がグーグルの持ち株会社アルファベット。