もっと詳しく

大手メーカーからのタブレットローンチが相次いでいる昨今ですが、老舗のモトローラからも、8インチの片手サイズタブレット「Moto Tab G20」が登場しました。

現在、インドから販売開始しており、他の国や地域に展開するかどうかは不明。

こちら、スペックや外観を見ると、あるタブレットにそっくりです。それは、レノボ製Lenovo Tab M8と、NEC PCのLAVIE Tablet Eです。

↓がMoto Tab G20の背面で、

↓がLenovo Tab M8の背面。

↓がNECのLAVIE Tablet Eです。

モトローラは現在、レノボに買収されて子会社になっていますので、金型など共通化しているのでしょう。NEC PCもレノボの子会社なので、同じでしょう。

一方、Lenovo Tab M8がアマゾンで↓のように約3万円するのに対し、Moto Tab G20は1.5万円なので「いいじゃん!」と思うかもしれませんが、スペックを見ると価格相応となっています。

まずLenovo Tab M8はFullHD解像度に対し、Moto Tab G20は1280×800ピクセル。

また、RAMとストレージも、Lenovo Tab M8が4GB/64GBに対し、Moto Tab G20は3GB/32GBとなっています。

OSについては、LenovoがAndroid 9に対し、Moto Tab G20はAndroid 11とこちらはMotoの方が上。新しいモデルですからね。

ちなみにNECの方は↓の通り22,249円で、Moto Tab G20とメモリ周りは同じで解像度が高い(1920×1200)です。

コスパは、ちょうど3機種揃っています。

ややこしいのでまとめると下記の通り。(CPUと画面サイズはすべて同じ)

Moto Tab G20について、ほかスペックは下記の通りです。

  • CPU:MediaTek P22T
  • RAM:3GB LPDDR4x
  • ストレージ:32GB
  • 拡張ストレージ:microSD
  • ディスプレイ:8インチ(1280×800)
  • カメラ:リア5MP、フロント2MP
  • Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
  • Bluetooth:5.0
  • GPS:対応
  • バッテリー容量:5,100mAh

ゲームなどは厳しいスペック。とにかく安く小型のタブレットが欲しい、という層に向けた商品です。

充電はUSB Type-C。

イヤホンジャックも搭載しています。

各市場に合わせて、同じ商品でロゴを付け替えて、一番受け入れられやすいブランドで投入しているのかもしれませんね。

中国ではレノボ、インドではモトローラ、日本ではNECのように。

デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)

デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。

デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。

ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!